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[インサイト事業部]

「TikTokが人生を変えた」”お笑い芸人の彼女”が語る、楽しみながらバズる秘訣

フォロワー数80万人越えのTIkTok、「お笑い芸人の彼女」で発信をされているマックさんと、彼女のさいとうさん。

今回はSNSで話題のおふたりに、TikTokをはじめたきっかけや、動画をバズらせるコツ、伸び悩んだときの突破口などをお聞きしました!

「彼女とふたりでやったら?」先輩のアドバイスで動画投稿をスタート

ーーおふたりがTikTokを始めたきっかけを教えてください。

マックさん:
僕は昔から芸人になりたくて…! 専門学校卒業後、マセキ芸能社にお世話になりながら念願の芸能活動を始めたものの、5年ほどなかなかうまくいかず、悩む日々が続いていたんです。

そのころ、TikTokが流行りだして、先輩芸人に「彼女とふたりでやったら?」とアドバイスをもらったんです。

自分がそんなことをできるキャラだと思っていなかったので、「どうなんだろう」と思いつつ…彼女のさいとうさんを誘いました。

「最終的にはYoutubeで活動したいと思ってるんだけど、一緒にどう?」って。当時はとにかく売れたい一心でしたね(笑)。

さいとう:
もともと、私がマックを個人的にInstagramのストーリーによくあげていて、知り合いからの反応が良かったので、それをもとにしてカップル系チャンネルを始めることになりました。2020年2月に投稿を始めて、早3年が経ちますね。

マックさん:
TikTokは、本当に人生を変えてくれたよね。楽しみながら発信しつつ、人生の可能性を広げてくれたなぁと思っています。

ーー最初は内輪ネタだったんですね…!当時も今のように、しっかり動画編集をしてから投稿していたのですか?

さいとう:
ストーリーのころはしていませんでしたが、TikTokを始めた当初はアプリ内で編集してました。いまはInShotという編集アプリを使っています。

マック:
…といってもレベルは素人に毛が生えた程度ですよ(笑)。それを彼女に教えて、その後は他の人の動画を見ながら徐々にスキルを身につけていきましたね。勉強というよりは、動画を楽しみながら学んでいったに近いかな。

さいとう:
他の人の動画を見て、フォントを変えるのいいな、とか「wwww」って文字を入れると笑っているのが伝わりやすいな、とか。見やすいと感じたものを取り入れていましたね。

あえて台本は作らない。「ふたりで楽しむ」を最優先に

ーー最初に「お笑い芸人の彼女」が伸びたきっかけは何でしたか?

マック:
視聴者さんが「こんな彼氏いいな」と思ってくれたことですね。僕が普通にやってたことが視聴者さんに好ましく伝わったみたいで、そんなコメントをよくもらいました。

面白いのが、どの動画にも台本がないということ。普通にやっていることをTikTokにあげているだけなんですよ!

ーーえ! そうなんですか?

マック:
はい。ウケを狙うというよりは、「ふたりで楽しむこと」に重きをおいています。ゲラゲラ笑っている動画が伸びていると感じるので、僕たちが楽しんでいることが視聴者さんに伝わって、楽しいと感じてもらえるのかなって。

ーーなるほど。ほかにテーマ選びなどで意識していることはありますか?

マック:
基本的にはバズった動画を太い幹だと考えて、そこから枝分かれするような動画を撮っています。

そのなかでも、少なからず流行りは押さえるようにしていますね。若い子が見ている動画、聞いている曲、TikTokで流れてくる曲をリサーチして「この音源で踊ろうよ」と提案してみたり。

あと、日本で流行る動画は、約2ヶ月前ぐらいに海外で流行ったものがほとんどなので、事前にトレンドをキャッチして準備しておいて、波が来たらすぐに動画をあげるようにしています。

ーーやはり、流行りを押さえるのは大事なのですね…!  現在、TikTokのフォロワーが80万人を越えていますが、フォロワーが伸び悩んだ時期はありますか?

マック:
あります、あります! フォロワーが30〜40万人、60〜70万人の時期はなかなか伸びなかったです。

そんなときは、伸びる・伸びないを一度忘れて、地道に投稿を続けました。毎日動画をあげることと、流行りにのることを徹底しましたね。

ーーまさに、“継続は力なり”ですね! 他にも伸び悩んだ時期にやっていたことはありますか?

マック:
僕と彼女だけではなく、第3者とのやり取りを入れました。たとえば店員さんとの絡みとか。

あまりに毛色を変えすぎると、それまでのファンが離れていく可能性があるので、僕たちのアカウントでは自然な変化を取り入れたんです。それがうまくく当たって、新規コンテンツの導入ができたと感じています。

他にも、Instagramで使ってほしい音楽を募集し、それを使って動画を撮る「音楽習慣」という企画をやりました。

ただ踊るだけだと他と同じなので、変声でふざけて歌って、それにさいとうさんがツッコミを入れる…みたいな。1週間やって、すべて10万いいねを越える人気企画となりましたね。

自分たちに「視聴者が何を求めているか」を考える

ーー現在アカウントを始めて3年とのことですが、継続的に動画を伸ばしていくコツはありますか?

マック:
視聴者さんが、そのアカウントに対して何を求めているか考えることが大事だと思います。僕たちのアカウントでいえば、「カップルのイチャイチャ」がいいのか、「面白い彼氏」がいいのか、みたいな。

そこを理解したうえで、企画を考えたら当たりやすいと思います。僕たちは楽しさ優先で動画を撮っていますが、大前提としてそこは押さえるようにしていますね。

ーー視聴者さんベースが大事なのですね。最後に、今後やっていきたいことがあれば教えてください! 

マック:
もっとメディア露出をしていきたいですね。お笑い芸人という枠にとらわれずに、タレントやインフルエンサーとして仕事ができればと思っております。

微力ながら、僕たちも世の中に影響を残せるインフルエンサーとして活動できている限り、世の中の人を楽しませたり、お笑い芸人として人を笑わせたりしていきたいです!

そのために、自分たちがもっともっと大きく成長できれば、より多くの方々が楽しんでくれるんじゃないかと思ってるので、引き続き楽しみながら発信を続けていきたいです!

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