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[インサイト事業部]

Z世代はググらない?真相を徹底解説!若者はなぜSNSを使い分けるのか

Z世代をターゲットにしたマーケティングを考えている方は、以下の疑問を持っていらっしゃるのではないでしょうか。

  • Z世代はもうググっていないのか?
  • Z世代がよく使うSNSは?
  • Z世代のSNSの使い分けは?

本記事では、「Z世代はググるのか」の真相や、Z世代のSNSの使い分けについて解説しています。Z世代の思考や特徴、SNSの使い方を知りたい方は、ぜひ参考にしてください。

Z世代がググらないのは本当?

Z世代 ググらない

結論、Z世代もググります。ただし、必要な情報によって、SNSを使い分けする傾向があるのがポイントです。

では、どんな時にZ世代はググるのでしょうか。直近のアンケート結果をもとにお伝えします。

Z世代もお店探しはググる

口コミラボを運営する株式会社movが実施した、お店検索の動向に関するアンケートがあります。

上記アンケート結果によると、10〜20代のZ世代のお店探しの検索方法1位は、「Google検索」でした。

Z世代 ググる

引用元:【独自調査】Googleマップ・口コミの利用動向、お店検索の動向に関する消費者向けアンケート【2023年最新】 | 口コミラボ (kutikomi.com)

10代が「24.56%」、20代では「22.53%」の人がGoogle検索を使うと回答しており、Z世代は今もググっているのがわかります。

Z世代の「お店探し」の傾向

Z世代のお店探しは、他の世代よりも口コミを重視している傾向があります。

また、30代はグルメサイトで調べると答えた人が「12.77%」、40代では「15.75%」であるのに対して、10代から20代のグルメサイトの利用率は1ケタでした。

Z世代は、他の世代に比べてグルメサイトの利用率が低いことがわかります。

Z世代の「お店探し」の変化

Z世代のお店探しは、ググっている割合が多いものの、SNSやGoogleマップから検索をする人も増えています。

Googleマップは、Googleが提供する地図情報サービスです。外出先で近くにあるお店を探せるほか、口コミ評価を見ることもできます。

また、「SNSでお店を調べる」と回答したのは、10代が「23.68%」、20代が「19.27%」と他の世代と比べて高い結果がでています。

Z世代は、GoogleとSNSを併用して、お店探しをしていると言えるでしょう。

そもそも「Z世代」とは?

Z世代 とは

Z世代とは、1996年から2012年頃に生まれた世代を指します。2023年現在で考えると、10代前半から20代半ばの世代です。

Z世代が生まれたころの日本は、インターネットの技術が発展し、一般層に向けて急速に利用が広まった時代でした。そのため、Z世代はSNSへの抵抗が少ないと言われています。インターネットを使うことが日常であり、「デジタルネイティブ」「スマホネイティブ」などと呼ばれることもあります。

Z世代にとってのSNSは、単なるコミュニケーションツールに留まらず、情報収集に欠かせないツールなのです。

Z世代の特徴

Z世代は、経済低迷期に生まれた世代のため、親もバブルを知らない世代が多く、金銭感覚は保守的です。

費用対効果や時間帯効果を重視し、何かを買う時も自分にとって価値があるかを重視します。社会での地位やお金よりも、自分らしく生活することを大切にしている世代といえます。

また、Z世代は、SDGsなど社会問題への関心が高いのも特徴です。インターネットを通して世界中の情報がリアルタイムでわかるため、環境問題や人種差別に身近に触れる機会が多いからです。

Z世代はググらずSNSで情報収集するのが日常

Z世代は、インターネットに日時的に触れており、情報収集をSNSでするのが当たり前の世代です。

たとえば、他の世代がググって情報を収集する割合が多いのに対して、Z世代はSNSを通して、自分の信頼した人から情報収集をします。

そのほかにも、SNSは友人・知人とのコミュニケーションツールとしても使われます。Z世代は、リアルで会って人と交流をするよりも、SNSを通して連絡を取り合うのに抵抗がない世代です。

Z世代のSNS疲れ

生まれたときからインターネットの環境が当たり前にあったZ世代は、SNS疲れがあるのも現実です。Z世代がSNS疲れする理由のなかで多いのは「SNS依存」「アイコンで第一印象が決まることによるストレス」です。

誰でも簡単にSNSに参加し、情報を得ることができるため、ネット依存してしまう人もいます。また、SNSに集中するあまり、アイコンについて考える時間が多くなり、結果的にストレスになることも。

Z世代特有のストレスはほかにもあり、「知りたくない情報も知ってしまう」「友人の投稿を見て仲間外れを感じる」などもあります。

参考:Simeji(しめじ)たのしくかしこいキーボード

 Z世代の「ディグる」とは

Z世代 ディグる

「ディグる」とは「掘る」という意味です。もともと、レコード店でDJが掘り出し物のレコードを探す時に使っていた言葉に由来します。

Z世代の「ディグる」とは、興味のあることをSNSでディグって深堀りして情報を探す、という意味で使われます。「ググって情報を探し、深堀りしたい情報はディグって検索」というように、ググるとディグるを使い分けています。

ディグるメリット

Z世代がSNSでディグるメリットは、広告に左右されない、リアルな口コミや評価を確認できることです。

インターネットに慣れているZ世代は、広告がついてない本当の評価を知りたいと思っています。また、SNSは情報がリアルタイムで繁栄されるため、最新情報が常に確認できるのもメリットです。

ディグるデメリット

ディグるうえでは、デメリットも存在します。たとえば、SNSにはフェイクニュースも存在しており、自分のディグった情報が信頼度の高い情報かを精査しなければいけません。

また、個人情報が漏えいしてしまい、詐欺被害を受けないための工夫も必要です。ディグった情報は鵜吞みにせず、情報の正確性を見極めないと、SNSを通して大きな被害に巻き込まれてしまう可能性もあります。

簡単に情報が手に入る世代だからこそ、自分で情報の正確性を判断し行動する力がZ世代には必要と言えるでしょう。

Z世代はSNSを使い分ける

Z世代 SNS 使い分ける

Z世代は、複数のSNSを目的に合わせて使い分けをします。Z世代に人気のあるSNSは主に以下です。

  • X(Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • TikTok
  • Pinterest

X(Twitter)

X(Twitter)は、テキストベースのSNSです。Z世代は、Xを自分の趣味や興味のあることの情報収集を目的に利用しています。

また、Xは「いいね」や「リツイート」、「リプ」の機能を通して、気軽に相手と繋がることが可能です。

Z世代は、Xで情報収集をしながら、広く浅い人間関係の構築をすることができます。

Instagram

Z世代は、Instagramで自分の日常を発信し、友人・知人の近況を知るための目的で利用します。Instagramは、画像や動画が中心のSNSですが、個別でやり取りをするDM機能や、24時間で消える「ストーリー」機能もあります。

また、Z世代は、Instagramのハッシュタグ検索を使って、自分の好きなものの情報を集めます。気に入った商品があれば、Instagramを通して、そのまま商品を購入することが可能です。

YouTube

YouTubeは、動画共有サービスです。音楽や動画を楽しむためにも利用されますが、Z世代は、お気に入りのYouTuberやVTuberの動画を視聴しています。

その他にも、長時間視聴が可能なYouTubeは、情報収集や学習に適しており、より詳しく情報を得たい時にYouTubeを使って検索をしています。

TikTok

TikTokは、短時間で楽しめるコンテンツが多く、エンターテイメント性が高いSNSです。Z世代におけるトレンドの発信源とも言えます。Z世代は、TikTokを通して流行を知ることを目的に利用します。

短時間で楽しめる利便性から、暇つぶしの時間にも活用されます。

また、TikTokで気になったトレンドを、他のSNSを使って、さらに情報を深堀りする、といった使われ方もしています。

Pinterest

Pinterestは、自分の好きな画像や動画を集めて他の人とシェアできるサービスです。Z世代は、Pinterestで自分のアイデアを他の人と共有するために利用しています。

ほかのSNSは、情報収集や気軽に相手と繋がるのを目的として利用されるのに対してPinterestは、アイデアを共有したり、見つけたりするために使われます。

Z世代の情報収集からみる4つの傾向

Z世代 情報収集 傾向

Z世代の情報収集には、以下の4つの傾向があります。

  • リアルで繋がっている人への信頼度が高い
  • インフルエンサーに影響されやすい
  • 複数のアカウントを使い分けている
  • 公式サイトよりアプリが好き

リアルでも繋がっている人への信頼度が高い

Z世代はSNSで情報収集する際に、知らない人の情報よりも、家族や友人などリアルで繋がっている人の情報を信頼する傾向があります。

Studyplusトレンド研究所の調査によると、「リアルでも繋がっている人の発信した情報が信頼できる」と答えたZ世代は約8割で、他の世代よりも高い結果が出ています。

Z世代 信頼度 高い

参考:中高生を中心に「Z世代」はSNS上で“リアルな繋がり”を重視、SNSのみの繋がりへの信頼は「X・Y世代」よりも低い傾向

Z世代はSNSに慣れているからこそ、信頼できる情報を発信者で分けていると言えます。

インフルエンサーに影響されやすい

Z世代は、企業アカウントやインフルエンサーへの信頼度が高い世代です。情報が溢れている時代だからこそ「誰が発信しているのか?」を重視しているのでしょう。

たとえば、Z世代は商品を購入するときも、好きなインフルエンサーを参考にします。Instagramで着ている洋服を参考にして購入したり、思考に影響されたりするためです。

複数のアカウントを使い分けている

Z世代は複数のアカウントを持ち、それぞれ使い分けをしています。目的は、自分の趣味や興味に合わせてアカウントをつくったり、プライバシーを守ったりするためです。

たとえば、身近な人とのみ繋がる通称「リア垢」や「裏アカ」、その他にもオタク活動を投稿する「オタ垢」と呼ばれるアカウントもあります。

公式サイトよりアプリが好き

Z世代がアパレルを購入する時は、公式アプリを利用する割合が多いです。理由は、「見たいときにすぐに開くことができるから」「操作性が良いから」でした。

公式サイト アプリ

一方で、アパレル企業への調査では、コロナ禍で実施しているマーケティング施策は、「自社ECサイトの構築」が最多で、「公式アプリの導入」はわずか19%でした。

コロナ マーケティング

引用:ニュースリリース|ECサイトでアパレル購入、Z世代の99.0%が買い物時にチェックするものとは?Z世代の約8割が「公式Webサイト」より「公式アプリ」を希望 – MGRe(メグリ)

この結果から、実際のZ世代の志向と企業のマーケティング意識に違いがあるのがわかります。

Z世代のマーケティングは、Z世代のプロに聞くのが効率的

今回は、「Z世代はググるのか」の実態を中心にお伝えしました。

結論、Z世代はググることもありますが、ミレニアル世代やX世代と比べて比率が低いです。また、調べる情報により、SNSを使い分ける傾向にあります。

Z世代向けに情報を発信する際は、SNSを使い分けて情報を発信すると効果的でしょう。SNS運用の企業成功事例は、こちらで紹介しているため、ぜひ参考にしてみてください。