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[インサイト事業部]

Z世代の5割は、お金があったらハイブランドを「買いたい」。購入の決め手は「価格」と「デザイン」

東京のエリア別ファッションスナップを発信している『スタイルアリーナ』と共同で、全国のZ世代(18〜26歳)607人を対象に、ファッションに関する意識調査を実施しました。

Z世代のなかでブランド離れが起きていることに対して、真相を探るために実施した本調査。「ファッションアイテム購入の決め手」や、「ファッションにかける予算」などから見えてきた、Z世代のファッションに対する意外な特徴とは…?

【調査サマリー】 Z世代とファッションアイテムに関する実態
・ファッションアイテムの参考にするのはInstagram、YouTube、X
・アイテム購入の決め手は、「価格」と「デザイン」。ブランドやメーカーにこだわりなし
・Z世代がファッションにかけるお金は月2,999円以下
・Z世代に支持を得ているのはユニクロやGUなどのファストファッション
・お金が好きなだけあったとしたら、5割のZ世代がハイブランドを買う

ファッションアイテムの参考にするのはInstagramやYouTube。情報源のほとんどがSNS

まず、「ファッションアイテムの情報を集めるときに使用しているメディアは何ですか?」という質問に対して、1位がInstagramで36.4%、次にYouTubeで32.3%、次にXが29.8%とSNSの影響力の強さが窺える結果になりました。

一方で、SNSで情報収集する派に次いで、「情報収集はしない」という意見も27.0%と、4番目に多い結果に。
「あまり人とかぶりたくない」オンリーワンを求める傾向も強いZ世代。あえて情報収集をせずに、アイテムとの偶発的な出会いを楽しむ人も一定数いる模様です。

アイテム購入の決め手は、「価格」と「デザイン」。ブランドやメーカーにこだわりなし

また、「ファッションアイテムにおいて、購入の決め手となるもの」に関しては、1位は「価格」で44.5%、次に「デザインの良さ」が44.0%で、この2点が圧倒的に多い結果となりました。
なかでもメーカーやブランドを加味して選んでいるのは27.8%で、価格やデザインなどが自分の理想に合うならば、ブランドはそこまで気にしていない模様。

さらに、SNSを通じてファッションアイテムの情報収集をしているZ世代が多い一方で、購入の決め手という点では、「SNSなどで評判が良い」は9.1%、「インフルエンサーが着ている」は4.8%に留まっているのも特徴的。
SNS上の情報は参考にはするものの、最終的な購入の意思決定に直接的には繋がらないという傾向が見られました。

ファッションにかけるお金は月2,999円以下。ユニクロやGUなど、ファストファッションが人気

続いて、ファッションアイテムに対する月の消費額は2,999円以下が1番多く29.7%。また、8割以上のZ世代が月の消費額は1万円未満と回答しました。

また、自由回答で「好きなブランド」を尋ねると、もっとも多かったのがユニクロ(45人)とGU(23人)で、低価格ながらもトレンドを押さえたファストファッションが人気であることが窺えました。

Z世代がファッションにかけられる予算と、ファストファッションの価格帯がマッチしていることで、熱い支持を得ているようです。

Z世代はお金があったらハイブランドを「買いたい」。ブランド自体に関心が低いわけではない

最後に、「お金が好きなだけあったとしたら、ハイブランドを買いたいと思いますか?」という質問に対して、「とても購入したい」「購入したい」の合計は54.0%と約半数という結果になりました。

これにより、先述したZ世代がブランドを重視しない理由は、お金がないという理由が大半で、ブランド自体に関心が低いわけではないことが明白となりました。

調査概要

調査名:Z世代に聞いた!ファッションアイテムに関する実態調査
対象条件:全国のZ世代(18~26歳)男女
調査期間:2023年11月24日
調査方法:インターネットを利用したアンケート
調査有効回答数:607名